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仮想通貨はビジネスに使えるものでしょうか

仮想通貨はビジネスに使えるものでしょうか
大槻さん:一般論としては、ランキング等を見て選ぶのがいいでしょう。細かく調べたい方は取引所が現金として所有している資産を見ればいいかもしれませんね。最近の不正流出の規模感からいえば、ざっくり100億円程度あれば、仮に不正流出が起こったとしても、概ね対応できるだけのお金を持っていると考えていいのではないでしょうか。

ブロックチェーンとはどのようなものでしょうか?

専門的な解説をしていくと分かりにくくなるうえ、長文になってしまいますので、ここではブロックチェーンの技術を分かりやすく、難しい部分は省いて説明していきます。 仮想通貨はビジネスに使えるものでしょうか
仮想通貨を取引した際には、必ず取引のデータが残ります。銀行でお金を預けたり、引き出したりしたりした際に、データが残り、そのデータが通帳に印字されるのと一緒です。
銀行の場合は、その銀行が一元的に取引データを収集し、管理していますが、ブロックチェーンの場合は、その取引データを分散して皆がもち合う形で管理されています。
取引のデータはブロックと呼ばれる小さなデータの固まりになります。それを鎖(チェーン)のようにつなぎ合わせることで、一連の取引データを表現していきます。それぞれのブロックには「前のハッシュ」「ナンス値」というデータがくっついています(図1)。

図1 ブロックのイメージ

図2 ブロックチェーンのイメージ

図2の場合、ブロックAのナンス値とブロックBの前のハッシュを照合して等しいので、チェーンとしてつながります。ところが、ブロックBとブロックDは値が異なるので、繋がりません。
このハッシュやナンス値と呼ばれるものは、取引データの一部でも改ざんされると、まつたく異なった値になります。つまり、取引の過程の一箇所でも改ざんされるとすぐに分かってしまうのです。
これらの特徴からブロックチェーン化されたデータは改善が難しいとされていて、仮想通貨の信用の根拠にもなっているのです。

【ブロックチェーンの計算】

ブロックチェーンはこのように、ブロック単位で分けたデータを整合性がとれているかどうかを検証し、データの正当性を保持します。しかし、このブロック自体は分散して保管しているので、リアルタイムに整合性を検証することはできません。
そこで、ブロックチェーンでは短いスパン(10分程度)で各ブロックの整合性が保たれているかを確認することが必要になります。
図2の例では3つ程度のブロックなので、簡単に計算できてしまうように思われますが、これが万単位、あるいはそれ以上になると、膨大な量の計算が必要になります。そこで、この計算を行ってくれる人を募り、計算を託しています。つまり、計算のアウトソーシングです。
仮想通貨では、この計算に成功した人(最も早かった人)に報酬として仮想通貨を支払うということを行っています。これが今、世間で話題になっている「マイニング」と呼ばれる行為です。
計算にはコンピュータを使用しますので、電力を消費します。「電気代(を含む諸経費)【もらえる仮想通貨の価値」が成り立っているうちはこの図式は機能します。
最近では、電気代が安い土地に大きなコンピュータを連結したセンターを作って、マイニングをビジネスにしようとする動きも出ています。

暗号資産(仮想通貨)の使い道8選!通貨別に投資以外の具体的な使い方を徹底解説

仮想通貨の使い道

コインチェックでんき


仮想通貨は、 『公共料金の支払い手段』 としての使い道があります。

例えば、Coincheck(コインチェック)では、「Coincheckでんき 」というサービスを開始していて、ビットコイン(BTC)で電気代を支払うことが可能です。
ビットコインで決済する場合に既存の電気サービスと比べて1〜7%割引されるプランだけでなく、電気代金の1〜7%をビットコインとして貯められるプランも用意されています。

仮想通貨はビジネスに使えるものでしょうか

使い道④『寄付手段』として

仮想通貨には、 『寄付手段』としての使い道 があります。

仮想通貨での寄付は、ブロックチェーンの性質上「誰から誰へ寄付したか」が一目瞭然で 寄付の透明性が高く、法定通貨による寄付と比べて手数料が安い といったメリットがあります。

  • 寄付の使い道が不透明で、本当に必要な人に寄付が届いているのか分からない
  • 少額の寄付金では手数料の方が高くついてしまうために、手軽に寄付できない

使い道⑤『資金調達手段(ICO)』として

ICOについて

仮想通貨には、 『資金調達手段』としての使い道 があります。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ネム(XEM)

使い道⑥アプリ開発などの『プラットフォーム』として

ここまで紹介してきた「送金」や「決済」といった法定通貨のような使い道とは大きく異なりますが、仮想通貨には、 アプリケーションの基盤などになる『プラットフォーム』としての使い道 があります。

仮想通貨 プラットフォームとしての主な使い道
イーサリアム(ETH) アプリケーションの基盤になる仮想通貨。契約内容記録や自動実行が可能なスマートコントラクトという技術が注目されている。すでにゲームアプリや分散型取引所での活用事例がある。
イーサリアムクラシック(ETC) アプリケーションの基盤になる仮想通貨。IoT分野への活用が期待されている。
リスク(LSK) アプリケーションの基盤になる仮想通貨。本格的な実用化はこれから。
ネム(XEM) 新たな経済圏を作ることを目的に開発。日本では電力取引プラットフォームにネムのブロックチェーンが利用されている。また、医療分野での応用プロジェクトなども進行中。

  • イーサリアム(ETH)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • リスク(LSK)
  • ネム(XEM)

使い道⑦『投資対象』として

最後に、一般的に知られている 『投資対象』としての使い道 があります。

使い道⑧海外では代替通貨として使われることも

海外では代替通貨として使われることも


海外では 『代替通貨』としての使い道 もあります。

様々な問題はありますが、 現在もベネズエラ政府主導により、年金やボーナスを仮想通貨「ペトロ 」で支払うといった政策が取られるなど、自国の法定通貨の代わりのように使われている ようです。

【一覧表】仮想通貨の使い道まとめ

仮想通貨の使い道まとめ


仮想通貨の使い道と該当する代表的な仮想通貨を一覧表にまとめました。

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