SMA指標の計算
ただし、ここでは、移動平均を計算するときに、移動平均のn日前がnullである必要があることに注意する必要があります。 たとえば、ここで10日間の移動平均を計算すると、最初の9日間は無意味になります。 値がない場合は、デフォルトでNaNが入力されます。描画時にデータを美しくするには、前のN日間の空白値を、初日の移動平均の実効値に割り当てる必要があります。空白の曲線になります。 具体的なコードは次のとおりです。
現在、移動平均の計算方法はさまざまです。たとえば、指数移動平均の計算にはEMA法を使用し、加重移動平均の計算にはWMA法を使用します。 ただし、これらの計算には一般的な方法MAがあり、最後のパラメーターmatypeを使用してEMA、WMA、またはSMAのいずれを計算するかを区別します。 例えば:
実行後の表示効果は次の図のようになります。
MACDインジケーターの計算
実行後の表示効果は次のとおりです。
KDJ指標の計算
TA-LibライブラリではSMAとMACDを計算するためのメソッド名は同じですが、今回は実際にはKDJ関数ではありません。 TA-LibライブラリでKDJを計算する方法は、talib.STOCH関数です。 まず、この関数を使用してKとDの値を計算し、次にJからKとDの値を計算できます。具体的な計算方法は次のとおりです。
ここで、fastk_period = 9、slowk_period = テクニカル分析(TA)の基本 3、slowd_period = 3ですが、計算方法は異なりますが、基本的な考え方は同じです。 同様に、TA-Libライブラリを使用して計算されたKD値にも無効な値があり、0に置き換える必要があります。
実行後の表示効果は次のとおりです。
Pineの新バージョン(v5)がリリースされたので新機能や変更点をまとめてみました
Pine言語
コード記述の変更点
インジケーターのstudyがindicatorに
テクニカル分析系関数の名前空間がtaに
新たな機能や構文
import可能なライブラリ機能
switch構文が利用可能に
while構文が利用可能に
自作関数にパラメータ設定が可能に
この関数を利用する場合は、
customPow(11, 4) と書けば11の4乗を、
customPow(11) と2つ目の引数を省略すれば11の2乗を、
それぞれ返してくれるようになります。
描画オブジェクトのIDが自動格納される配列
強制エラー停止できるRUNTIME.ERROR関数
strategyで取得できる統計情報が増えた
終了したトレードのエントリー価格や日付を取得できる関数などが増えたみたいですね。詳細は公式ページ内の「NEW STRATEGY PARAMETERS」をご覧ください。
旧バージョンについて
旧バージョン(v4)は今後も利用可能
自動コンバージョン機能もあるが完璧ではないので注意
Pineスクリプトエディタの右上にある3点リーダをクリックして、メニューから「Convert to v5」を選択すればOKです。
Pine言語を習得したい方へ
関連記事はこちら
- 2020年11月11日
ローソク足の色を条件に応じて塗り分けるPine言語の書き方(ボディ部/枠線/ひげのすべて)
- 2020年8月25日
コピペですぐ試せる!TradingViewのPine言語でサイン発生足にマークを表示するインジケーター作成手順(サンプルコード付き)
- 2020年8月22日
コピペですぐ試せる!TradingViewのPine言語でインジケーターを自作する基本手順(サンプルコード付き)
コメントを書く コメントをキャンセル
無料オンライン講座一覧
◆ TradingView基本操作を覚えたい方へ
45分でTradingViewの基本操作をマスターできるオンライン講座を用意しました。アカウント開設からチャートの使い方まで動画でサクッと学べます。
◆ Pine言語を習得したい方へ
プログラミング未経験でもOK!Pine言語を利用したTradingViewのインジケーター制作を体験してみませんか?
◆ マーケットスピード2RSSで何が出来るのか知りたい方へ
過去にYoutubeライブ配信したマケスピ2RSS関連のアーカイブまとめ。オリジナルのサンプルExcelシートもダウンロード可能です。
コメント